念願だったバーの開店資金にカードローンを利用した体験談

お酒(特にウイスキー)が好きな私にとって、バーの開店は夢でした。しかし、なかなか機会が巡ってこないまま時は経ち、気付けばしがない会社員としての立ち位置に、深い根を張ってしまっていました。そんな私にきっかけをくれたのは、一人息子の独り立ち宣言でした。

子供が独り立ちしたのをきっかけに考え始めたバー開店の夢

一人暮らしするから。社会人になって三年目の夏、息子は私と妻に向かって言いました。特に反対する理由もなかった私たちは、その提案をあっさりと受け入れました。前々から準備はしていたのでしょう、一ヶ月も経たないうちに、息子は家を出ていきました。

図体のでかい男が一人いなくなれば清々するくらいだと思ってはいましたが、そこはやはり腐っても家族、なんだか心に隙間が空いてしまったような気持ちを日々感じるようになってしまっていました。

今まで家族のために働いてきた私にとって、それは良いきっかけになりました。好きなことをして、好きなように生きよう。学生時代の頃から夢見ていたバーの開店を、私は現実のものとしようと考えました。

問題は妻でしたが、思い切って話してみたところ、意想外にあっさりとその申し出を承諾してくれました。あんまり淡泊だったので、言っていることがいまいち理解されていないのではと、何度も同じ説明をしたくらいです。しかし何度聞いても妻は、笑って頷くだけでした。

私はすぐに開店の準備に取り掛かりました。会社には辞職の意志を告げ、引き継ぎ作業に奔走し、プライベートはプライベートで、バー開店の下準備を進めていきました。

事業者向けローンを利用しながら開店準備

開店に向けて大きな問題になったのは、やはり費用の問題と、そして店の場所でした。幸い、場所は探し始めて間もなく確保できましたが、いかんせん掛かる費用が高いのがネックでした。それまで貯めてきたお金で足りるかと思っていましたが、現実はそう甘くはないようです。

そんな時、事業用のカードローンがあるという話を、随分と前に脱サラした元同僚から聞きました。オリックス銀行の、「VIPローンカードビジネス」というカードローンで、早速私もそれを利用することにしました。

ウェブ上で手続きができるということで、パソコンから利用を申請しました。

申し込んだ金額はひとまず300万円にしました

色々と物入りになりそうだったので、少し多めに申請をしておきました。この時はまだ会社勤めをしていたので、収入証明書を出し、契約の手続きを進めました。年収の3分の1を超える借入が可能なので、非常に助かりました。

お金があると物事は回りやすくなりますが、事態が進展するにつれて、必要な費用が徐々に増えていきました。そういった時は、改めてカードローンを利用し、不足した分に充てました。もちろん無理のない範囲の額に収めましたが。

念願だったバー運営を夫婦そろって楽しんでいます

一年後、ようやく私は念願だったバーを開くことができました。隠れ家的な雰囲気のバーで、主だった客は今のところ知り合いや仕事の同僚のみですが、なんとか経営することができています。軌道に乗ったら、普段閉めている昼間の時間帯にもなにかやろうかと、妻と考えたりもしています。

融資額が融資額なので、完済までの道のりはまだまだ遠くにかすんでいます。不安がないといえば嘘になりますが、焦ってどうにかなることでもないので、まずはバーを訪れてくれる人をもてなすことに集中し、少しでもリピーターを増やすことに専念したいと思います。

以前から夢見ていたバーの経営を、しかも妻と共にできているという喜びは、何にも勝るものです。息子もたまに顔を出してくれますしね。セカンドライフの後押しをしてくれたカードローンには感謝しています。