カードローンを利用して、彼女に思い切ったプレゼント

彼女に費やす費用は月10万円弱。20歳を超えたばかりの大学生にとって、その金額は少なくはない、むしろ多すぎるものでした。そんな生活を何ヶ月も続けていれば、やがて資金が底を尽きるのは当然のことの成り行きだったと言えます。

アルバイトで稼いだお金は全て愛する彼女へのプレゼントに

大学二年生になって初めてできた彼女、仮に彼女のことをゆみと呼びましょう。ゆみは大学のサークルで知り合った、同い年の女の子でした。見た目は可愛らしく、裏表のなさそうな性格でいて、清楚な雰囲気に僕は惹かれました。

しかし、付き合ってみるとそれらがポーズでしかないことが分かりました。ブランド志向というのでしょうか、とにかく外見を着飾ることに力を入れる性質のようで、デートをする度、バッグや服をねだられ、半ば押し切られるような形で僕はその代金を支払っていました。

今となってはどうかとは思いますが、初の彼女ということもあり、僕はそれを貢いでいるとは解釈していませんでした。もっと好意的に「尽くしている」といった言葉で、自然に納得していました。

アルバイトの数を増やしたのも、彼女のため。稼いだアルバイト代は、全てゆみに注ぎ込みました。プレゼントしたものを、別の日に身に付けてきてくれることが何よりもうれしかったのです。純粋に。

しかしある時、彼女からもうすぐ誕生日だということを聞かされ、贈るプレゼントも指定されました。それは50万円以上もするバッグでした。とてもアルバイトだけでは賄えない金額です。悩みに悩んだ末、僕はカードローンを利用することにしました。

プレゼント資金を調達するためにカードローンに申請

学生でも利用できるところを探し、最初にレイクが目につきました。正直、会社ごとの違いはおろか、カードローンの詳しい中身も把握していなかったので、せめて名前も聞いたことのあるところならということで、レイクを利用することに決めました。

誕生日まではまだ日にちがありましたが、早く動いて損はありません。彼女のために借金をすることに躊躇はありませんでした。むしろ、最愛の人にお金を使えることに至上の喜びを見出していた部分もあったかもしれません。

私はレイクに50万円の借入を申請しました

スマホから申し込み、すぐに申請結果が届きました。後から知ったのですが、100万円以下なら収入を証明する必要はないのですね、拍子抜けしてしまうくらいにあっさりと審査を通過したのを覚えています。もちろん、身分証明は必要でしたが、健康保険証で事足りました。

借入方法はよく分からなかったので、振り込みにしてもらいました。口座に50万円が加算されているのを見て、背筋が少しぞっとしました。こんな大金を、こんな短時間で借りてしまった本当に大丈夫だったのかという不安が、今更になって襲ってきたのです。

しかしもはや後の祭り、それを考えても仕方ないので、僕はそのお金を使って彼女へのプレゼントを買いました。50万円のバッグの価値は、僕には分かりませんでした。

彼女とは別れ、手元には借金だけが残った

誕生日を経て1ヶ月も経たないうちにゆみとは別れてしまいました。彼女が別れを切り出してきたのですが、その言葉はかなりあっさりとしていて、そうした薄い言葉に特にショックを受けていない自分に、その時気付きました。

彼女にとって僕が、体の良い金づるであったことは疑いようもありません。注ぎ込んだ総額がいくらなのかは、今となっては知る手段がありませんが、50万円の返済は社会人になった今でも続いています。アルバイトの身分では月に返済できる額もたかが知れているので、結局ここまで返済期間が延びてしまいました。

気軽にお金を借りられるというのも考えものです。まあそのおかげで就職する業界に目星を付けられたというメリットもありますが。僕は今、某カードローン会社に勤めています。