散財の末にカードローンで生活費を賄うことになった体験談

社会人になって五年目、その年の夏のボーナスはこれまでで一番高額でした。さほど大きくはない会社なので、その額もたかが知れているのですが、それでもこれまでにない事態に、私はお金の使い道を考えては想像を膨らませていました。

しかしそのせいでカードローンを利用する羽目になるとは、その時の私は夢にも思っていませんでした。

ボーナスが入った勢いで散財した結果、生活費が無くなった

一人暮らしの独身男にとって、お金の使い道はそう多くはありません。異性関係、趣味、食事。貯金を考える思慮深さを持ち合わせていなかった私は、ほとんどのボーナスをそこに注ぎ込みました。

付き合いたてだった彼女には高価なアクセサリーをプレゼントし、大学時代からの趣味であるカメラでは、以前から欲しかった一眼レフを購入。食事に関して言えば、ほとんど毎日、同期や学生時代の友人と飲み歩いていました。

楽しくないわけがありませんでした。正直その時の私は、いくら使っても減ることのない、湯水のようにお金が湧き出てくる泉を掘り当てたような気分でした。きっとあれを、世間では「気が大きくなった」と言うのでしょう。

ある日、私は貯金残高がほぼゼロになりかけていることに気付きました

カードも利用していたので、総合的に見ればマイナスです。顔から血の気が引くのを感じました。気付けば、わずかばかり残っていたはずの、万が一の時のために入れていたはずの貯蓄にさえも手を出していたのです。

真っ白な頭のまま自宅に戻り、今後のことを考えました。給料日まではまだ十日以上あり、どう工夫しても生活費をもたせることはできません。友人に工面を頼むことも考えましたが、経緯が経緯なので、恥ずかしくてとても言い出せるものではありませんでした。

そこで私はなんとはなしにテレビを付けました。タイミング良く流れたのは、カードローンのCM。渡りに船というにはニュアンスがポジティブ過ぎますが、私にはそれが、救いの手のように思えました。

苦肉の策でみずほ銀行のカードローンに申し込んだ結果…

流れていたのは、ちょうど私が口座を持っている、みずほ銀行が提供するカードローンのCMでした。そういったサービスがあるのは知っていたものの、自分には関係ないといつも見流していたものです。

すぐにスマホでホームページにアクセスし、申し込みの手順を確認しました。店舗に出向く必要はなく、全てがウェブで完結するとのことでした。誰に理由を話すこともなくお金を借りられるというのは非常にありがたいことでした。

私は生活費として10万円を申し込みました

金利は決して低くありません。しかし、返済の目処はおそらくすぐに立つはずなので、その点はあまり気になりませんでした。なにより重要だったのは、給料日までの生活をどう凌ぐかという点でした。

みずほの口座を持っているからか、身分証明書などを含め、面倒な書類の提出などは不要でした。口座を持っていない場合、口座開設などの手順が必要だったことは、後になって知りました。

翌日にはキャッシュカードを使ってのカードローンが可能になっていました。夜間帯に申し込んだので、さすがにすぐにとはいかなかったのでしょう。その時ほど眠れない夜を過ごした日はありませんでした。

カードローンの返済は予想以上に難航しました

10万円くらいならば2ヶ月ほどで返済できるだろうと考えていましたが、生活費やその他諸々を差し引くと、そうもいかないことがすぐに分かりました。改めて、お金の重要さを知った気分です。

半年が経ってようやく返済できましたが、金利のこともあり、清々したというよりかは、無駄なことにお金を使ってしまったなという感情の方が大きかったです。自業自得といってしまえば、まあその通りなんですが。

あまり積極的に使いたいものではありませんが、いざという時のセーフティーネットとして期待するのは良いと思います。頼る前にきちんと貯金はしておこうと、私は思いますが。