親友の結婚式にはカードローンで借りたお金を携えて出席しました

親友が結婚式を挙げると聞いて、私は複雑な気分になりました。結婚式自体は嬉しい。結婚してからしばらく経つけど、幸せな姿をこの目で見られるから。でも、問題はご祝儀。なぜこのタイミングで…ッ、と思うほど、その時の我が家にはお金がないのでした。

せっかくの親友の結婚式なのにご祝儀が包めそうにない

マイホームのローンに子供の学費、さらに旦那の入院費用。他にも、多くの費用が今月、家計から飛んでいきました。突然の出費。尽きかける貯金。ようやく落ち着いてきた時に届いた結婚式の招待状。もうあかん…。

ご祝儀の相場は3万円。頑張ればいける。今後2週間の夕飯を、もやしオンリーにすれば。しかし旦那はノーを突き付けました。「そんなことまでして祝儀を包んでも、親友は喜ぶのか?」と。なるほど、確かに一理ある。

そして旦那は代案を示しました。「カードローンを使ってみよう」。借金も親友は喜ばないのでは?おそらく旦那は夕飯がもやしフィーバーするのを防ぎたかったと見えます。俺は肉が食べたいんだ!と。

浅ましい性根の旦那に細めを向けながらも、確かに生活を犠牲にするのは良くないなと、私は考えました。育ち盛りの子供もいることですしね。ものは試しということで、まずはカードローンの会社を覗いてみることにしました。

カードローンで借りたお金をご祝儀に充てることに

「借り入れ額5万円以内なら180日間利息が0円!」これはもう利用するしかない。一瞬で決断をくだしました。3万借りても3万返せば良いだけとは、なんと優しい。親友に匹敵する優しさです。

早速ウェブ上で契約を始めました。専業主婦の私ではちょっと無理そうなので、旦那名義で申し込みました。少ない給料しか持ってこない相方ですが、カードローンの審査には通ることができました。

ふむ、とそこで私は考えました。5万円以内なら、利息が0円。スマホを操作し、

私は上限いっぱいの5万円を申し込みました!

ご祝儀は3万円。あとの2万円は、私のお小遣い。親友とのプライベートパーティーに使ってやる。二人で飲み明かしてやるんだ。主に旦那どもへの愚痴をサカナにして。

そんなに急いではいなかったのですが、すぐに借り入れの準備が整いました。あとはATMで下すだけ。なるほど、これは簡単だ。世の人が頼りたくなるのも分かります。黒スーツの男どもがドアを蹴ってくるシーンを思い浮かべていた私はどうやら間違いだったようです。

これで準備は整いました。せっかくなので、その日の夕飯は肉。私と息子は牛肉で、旦那はグラム98円の鶏もも肉。旦那は美味しそうに食べていました。

幸せそうな親友に、カードローンのことは言えない

結婚式は無事に終わりました。ご祝儀もちゃんと渡せたし、親友も幸せそうだったのでなによりなにより。渡した3万円がカードローン会社から出ているお金なんてことは、さすがに言えませんでしたがね。

その後、親友と二人で飲み会。朝までじゃんじゃん飲み明かしましたよ。もちろん秘蔵っ子の2万円を使ってね。これくらいの息抜きは専業主婦にも許されますよね。絶対に言いませんけど、というか言えませんけど。

5万の返済までにはまだ期限があるので、のんびり返していきます。主に、旦那の夕飯のみ、グレードを落としながら。あとは地道な節約。1ヶ月1万円くらいのペースで返していきましょう。焦っても良いことはないのです。旦那のおかずは、今日も一品少ないのでした。